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教えて歯の疑問 口臭とは


年齢・生活習慣と口臭

年齢・生活習慣と口臭

  1. 10.孫に口がくさいと言われます。口臭に年齢は関係があるのですか?
  2. 11.毎日タバコを1箱吸っています。お酒も良く飲みます。これは口臭につながるのでしょうか?

10.孫に口がくさいと言われます。口臭に年齢は関係があるのですか?

 口臭を気にする人の割合は、15〜24歳で7.6%、25〜34歳で10.1%、35〜44歳で17.7%、45〜54歳で20.7%と年齢が高くなるにしたがって増加し、それ以降の年齢では減少しています。これは口臭に対する自覚症状を聞いたものなので、実際に口臭があるかないかを調べたわけではありません。

 一般的には、口臭のある人は年齢とともに多くなる傾向が認められます。これは、口臭の原因である歯周病にかかる人の割合が増えること、また、むし歯や歯周病で歯がなくなり入れ歯の使用者が増えること、さらに、唾液の分泌が少なくなってくること等が関係していると考えられています。年をとってくると歯磨きや入れ歯の手入れ、また舌の清掃がだんだんおろそかになり、口の中が汚れてくることも影響すると考えられます。高齢で寝たきりになって歯磨きが自分でできなくなった場合、家族などが口腔ケアをしてあげないと口臭は非常に強くなります。どのような年齢においても、常にお口の中を清潔にしておくことが口臭予防には大切です。

口臭がある


11.毎日タバコを1箱吸っています。お酒も良く飲みます。
  これは口臭につながるのでしょうか?

 タバコを吸っている人は、喫煙者特有のニコチンやタールのにおいがします。タバコの悪影響はそれだけではありません。歯がタールの付着のために黒くなったり、歯肉がニコチンの影響で毛細血管が収縮し暗紫色になったり、メラニン色素が沈着したり、繊維性でごつごつと肥厚してきたり、粘膜上皮の角化が進んで白班(白色病変)が生じたりします。この白班は、前癌病変である白板症に移行する可能性があります。また、タバコは吸っている本人だけでなく、タバコを吸わない周囲にいる人にも有害です。タバコの煙にはタール、ニコチン、一酸化炭素などの有害物質が200種類以上含まれていますが、これらは喫煙者がフィルターを通して吸う煙(主流煙)よりも、火のついた部分から立ちのぼる煙(副流煙)に高濃度に含まれているからです。

タバコを吸うと口臭に影響する?

 タバコを吸う人に口臭が認められる理由としては、直接の影響だけでなく、歯周病との関連も挙げられています。歯周病の進行には喫煙が大きく影響するので、タバコを吸うことによって歯周病が悪化し、そのために口臭が一層強くなることも考えられます。

 このように、喫煙は口臭の発生と関連しているだけでなく、口や全身の健康という面からも決して好ましいことではありません。最近は、病院だけでなく歯科医院においても禁煙プログラムを提供してくれるところが増えています。ニコチンガムやニコチンパッチを利用したり、医師・歯科医師による禁煙指導やカウンセリングを受けて、喫煙習慣をやめるように努力しましょう。

 お酒を飲んだ後、アルコールは体内で吸収されて、血液循環によって肺に運ばれ、そこから呼吸の際に揮発性のアルコール成分が出てくるので、飲酒をしていた人の吐く息はアルコール臭くなります。お酒を飲む時は、量は程々にしておきましょう。



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